“子供のため”という言い訳

2013年6月13日
*by: | *cat: 結婚

はじめて3人で遊んだ日

おかあちゃんの闘病中、ボクはよく”子供の事を考えたら”とか
“子供のために”という言葉を使っていました。

親が子供のことを考えるのは当たり前だし、普通の言葉です。

でもボクは闘病生活が終わってから、
この言葉があまり好きではなくなりました。
ボクの”子供のため”という言葉の裏にあったのは、
自分の不満や苛立ちでした。

“子供のため”という言葉はとても便利で、
大人の言い訳とか逃げ道にもなります。

ハイブリッドとうちゃんになって、どんなに意気込んでいても
仕事の面で制限があったり、思うようにいかないことが少なからずありました。

ボクは弱い人間だからつい”子供のため”を言い訳にして逃げようとしていました。
むすことの生活を守るために、大きな決断をすることに臆病になっていました。
そんな時「本当に子供のためかな?言い訳じゃないかな?」と考えていました。

“子供のため”という考えをいったん脇に置いて、自分個人としてその事象に向き合う。
何かのためにやるのではなく、自分がやりたいからやる。
そうやって自分の進む道を決めてきました。
再婚も、”むすこのため”に決めたわけではありません。

本当に何かのためか?もしかして何かのせいにしていないか?

大人になると逃げ道をいっぱい作れるから、
子供がいるとかいないってことではなくて、
“何かのため”を言い訳にしていないか。

自分が誇りを持てないような仕事を”会社のために”仕方なく頑張る、
自分がやるべきことを”家族のため”に諦める、なんて考えは言い訳でしかない。

ボクは「子供のためという言い訳を使わない」をこれからも
そっと心に忍ばせて生きていこうと思っています。

2013年6月13日(木) ハイブリッドとうちゃん

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