希望と不安の1ヶ月
ガンが発見された6月中旬からむすこ出産までの約1ヶ月間。
ボクとおかあちゃんは普通の夫婦と同じように出産の準備をしながら
並行してガンの治療に備えました。
この1ヶ月間は治療が何もできない期間。
治療開始は出産後だからです。
新しい命への希望に溢れる1ヶ月。
乳腺クリニックで治療方針を決める1ヶ月。
今こうやって書いてみるとかなり特殊な状況なのですが淡々と準備をしていたんだと思います。
ガンになったからと言って急に具合が悪くなるわけでもなく別に何も変わらない。
末期だからって外から見てるだけじゃよくわからないというのが本当のところです。
「ベビーベッドはネットで安いの買おう」とか「どこどこのベビー服はカワイイ」とか
「ベビーシートはちょっとしか使わんからレンタルしよう」とか。
まあのんびりしたもんです。
懸案の治療方針は意外とすぐ決まりました。
早期発見だったら先にガンの大元を取り除いてから転移の可能性を少なくするために放射線治療や
抗ガン剤治療を行うのが一般的なのですがおかあちゃんの場合は所謂末期。
既にリンパに転移しているので手術より先に抗ガン剤治療をすることになりました。
その1ヶ月を越えて新しい命と出会うボクとおかあちゃんとはなぺちゃくん。
※ 写真は出産前に試しにベビーベッドに放り込まれたはなぺちゃくん。
2012年10月17日(水) ハイブリッドとうちゃん
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