手術

2012年11月18日
*by: | *cat: 闘病と出産

むすことはなぺちゃくん

数週間に一度の抗ガン剤治療を続けていたおかあちゃん。

全身への転移の可能性がある場合、
原発と呼ばれるガンの大元を取り除く手術をしないのが一般的ですが
セオリーというか本来こうあるべきという考え方にあまり頼らずに
判断していこうと思いました。それだけ状況は切迫していました。

手術は日帰りでできる程度のものでした。

数センチにもなったガン細胞を取り除いて手術は成功しました。
おかあちゃんの元気そうな顔を見て安心してボクは仕事に戻りました。

この行動はおかあちゃんをがっかりさせました。
手術の日の一日くらいは休んで一緒にいてくれてもいいんじゃないかと。

むすこの出産前辺りから頻繁に仕事を抜けていたボクは少し焦っていました。
辛い思いをさせたとは思いましたがボクの方が正しいんだと主張しました。

長い治療にはお金は絶対に必要です。
そのために仕事はとても大切。

その時のボクはこの考えに支配されていました。
一番大切なコトとヒトに「向き合う」ことができていなかった。

それから約2年間、ボクは看病と仕事のバランスで苦しむことになります。

2012年11月19日(月) ハイブリッドとうちゃん

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